忙しい職場でもできる?コンビニ食で健康管理を実践!

職場でのランチタイム、皆さんはどう過ごしていますか?

毎日自炊をする時間がなかなか取れない、または外食やコンビニ食の方が手軽だという考えで、外食やコンビニ食が習慣になっている方も多いでことしょう。

時に「外食やコンビニ食が体に悪いのでは?」と気になることもあるはずです。

この記事では、手軽にコンビニ食を選びながら、職場での健康をサポートする方法を具体的に解説します。

バランスの取れた食事選びのコツや、おすすめのメニュー、注意すべきポイントなどをお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてください。

栄養バランスを考えたコンビニ食の選び方

栄養バランスを考えたコンビニ食の選び方

忙しい職場の昼食において、最も大切なものは栄養バランスです。

適切な栄養を摂取することで、午後の仕事にも集中でき、疲れを感じにくくすることができます。

まずは、栄養バランスの基本として、「主食」「主菜」「副菜」の組み合わせを心掛けましょう。

これらを揃えることで、エネルギー源、筋肉を維持するタンパク質、そしてビタミンやミネラルをしっかり補うことができます。

主食の選び方

コンビニでよく目につくおにぎりやパンは、主食にあたります。

おにぎりやパンは、玄米や全粒粉といった食物繊維が豊富なものを選ぶことがポイントです。

食物繊維が豊富な玄米おにぎりや全粒粉パンは、消化がゆっくりで、血糖値の急上昇を防ぐ効果があります。

また、パスタやそばなどの麺類も良い選択肢ですが、麺が主体のものより具材が多く使われている商品を選ぶとさらに栄養価が高くなります。

野菜や肉や魚、卵などのタンパク質が含まれているものを選びましょう。

主菜の選び方

主食の次に、主菜となるタンパク質をしっかり摂取することも大切です。

コンビニでは、サラダチキンや焼き魚、お豆腐サラダなどのタンパク質源が豊富な商品が手に入ります。

サラダチキンは低脂肪・高タンパクで、筋肉の維持やエネルギー補給に最適です。

焼き魚も、脂肪分が少ないですし、オメガ3脂肪酸などの健康に良い成分も摂取できます。

ホットスナックコーナーにある揚げ物や炒め物は美味しいですが、脂質が多く含まれているため、頻繁に選択することは避けた方が良いでしょう。

副菜の選び方

外食やコンビニ食が中心となることで、野菜不足を感じている方も多いのではないでしょうか?

コンビニでは、カット野菜やサラダなど手軽に摂ることができる野菜が豊富に揃っています。

野菜をしっかりとことで、ビタミンやミネラル、食物繊維を摂取し、便秘予防や免疫力の向上が期待できます。

カット野菜やサラダのドレッシングには注意が必要です。
脂質カロリーが高いものもあるため、ノンオイルタイプや低カロリータイプを選びましょう。

忙しい朝や間食に最適なコンビニ食品

忙しい朝や間食に最適なコンビニ食

忙しい朝は時間がないことも多く、簡単なものを選んでしまいがちです。

栄養バランスを意識することで、朝食から健康的な一日をスタートさせることができます。

朝食をしっかり摂ることで、仕事に向けてのエネルギーが補給され、集中力も高まります。

朝食のおすすめコンビニ組み合わせメニュー

・全粒粉パン+ゆで卵かシーチキン入りのサラダ(ノンオイルドレッシング)+ヨーグルト

・鮭おにぎり+豆腐サラダやひじきサラダ

・卵サンドイッチ+野菜ジュース

どうしても時間がない場合は、フルーツ入りヨーグルトやグラノーラバーも手軽に栄養が摂れる朝食アイテムです。

間食として選ぶべき食品

午後の仕事中、少し小腹が空いた時に、無糖のヨーグルトやナッツ、ゆで卵などを選びましょう。

これらはタンパク質や良質な脂肪を含んでおり、血糖値の急上昇を防ぎ、満腹感が長続きします。

空腹感やストレスを解消するための「とりあえず糖分が多いお菓子や甘い飲み物」は血糖値の急上昇を引き起こし、眠気や疲労感を感じやすくなります。

糖分が多いお菓子や甘い飲み物は控えましょう。

飲み物の選び方で健康管理をサポート

意外と見落としがちなのが、飲み物です。

職場で飲む飲み物は、水やお茶を選ぶのが理想的です。

甘いジュースや砂糖が入った飲み物はカロリーが高く、血糖値を大幅に上げてしまうため、注意が必要です。

カフェインの摂りすぎに注意

仕事中にコーヒーを飲むことがあると思いますが、カフェインの摂りすぎには注意しましょう。

特に、午後にカフェインを多く摂ると、夜の睡眠に影響を与える可能性があります。

ハーブティーやノンカフェインの飲み物を取り入れることで、リラックス効果も期待できます。

コンビニ食を選ぶ時の注意点

コンビニ食は手軽で便利ですが、注意すべき点もあります。

特に、塩分や糖分の過剰摂取は避ける必要があります。

塩分に注意

コンビニで販売されている惣菜や弁当は、味が濃いものが多く、塩分が多く含まれていることがあります。

塩分摂りすぎは、高血圧や浮腫の原因となるため、塩分控えめの商品を選ぶか、カリウムが多く含まれる野菜や果物を一緒に摂ることでバランスをとることができます。

商品に表示されている栄養成分表示で「塩分摂取量」を確認すると良いでしょう。

できるだけ1食あたりの塩分摂取量が2g程度になるように食事を選択してみてください。

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年度版)」では、健康な成人の1日の塩分摂取量は、男性7.5g未満女性6.5g未満とされています。
高血圧や慢性腎臓病の重症化を予防するためには、男女ともに6g未満の塩分摂取が推奨されています。

糖質の摂取を考える

糖質が多く含まれる商品にも注意が必要です。

スイーツや甘い飲み物を頻繁に摂取すると、体重増加や糖尿病や肥満などの生活習慣病のリスクが高まるため、これらの摂取は控えめにし、フルーツやナッツなどをおやつとして活用しましょう。

デスクワークが中心の仕事でも食事後の軽い運動でさらに健康的に

食事の後に少しでも体を動かすことは、健康維持に非常に効果的です。

デスクワーク中心の仕事では、体を動かす機会が少ないため、ランチの後に軽いストレッチやウォーキングを行うことで、血流を促進し、消化を助けることができます。

短時間でも体を動かすことで、午後の仕事もより快適に進めることができます。

【コンビニ別】ここがポイント!おすすめの選び方

近年は、栄養成分表示が健康づくりに役立つ情報源として、「低糖質商品」「食物繊維が豊富」「タンパク質がしっかり摂れる」などと一目で見てわかるような商品パッケージにしているコンビニがよく見られます。

コンビニ別にどのような栄養成分表示の特徴があるかをまとめてみました。

ぜひ、食事を選択する時にご覧ください。

・セブンイレブン

糖質◯◯g、タンパク質〇〇g、食物繊維〇〇gなどと色分けしてパッケージの表面に表記してあります。

栄養素ごとに色が異なっているので、一目で見てこの栄養素がしっかりと摂れる商品であることがわかります。

タンパク質と食物繊維がしっかり摂れる商品を選択することをおすすめします。

・ファミリーマート

タンパク質〇〇g、食物繊維〇〇gや1/3日分の野菜が摂れるなどの表記が商品パッケージに表記されています。

全粒粉入りなどの表記もされているので、炭水化物を選択する時の目安にしても良いでしょう。

・ローソン

低糖質のロカボシリーズやタンパク質◯◯g、食物繊維〇〇gなどと色分けしてパッケージの表面に表記してあるものがあります。

どうしても間食がしたい場合は、ロカボマークがある商品を選択すると血糖値の急上昇を抑えることができ、仕事の効率や集中力の低下を防ぐことができます。

コンビニ食で手軽に健康管理をはじめよう

コンビニ食を上手に選択することで、忙しい職場でも健康管理をしっかりと行うことができます。

栄養バランスを考えた食品選びを心掛けながら、塩分や糖質に注意することで、忙しい日々でも元気な体を維持できます。

ぜひ、今日から実践してみてください!